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Scratchでブロック崩しゲームを作る②

前回に引き続き、Scratchでブロック崩しゲームを作る方法を紹介します。

今回は、新しい種類のブロック(跳ね返らないブロック・2回当てないと壊れないブロック)の作り方を紹介します。

1.通過するブロック

Button3を選択して右クリックして「複製」を選択します。

新しく複製されたButtonのスプライトコードから「ブロック接触を送る」を削除します。

これで透過するブロックは完成です。

ただ、このままでは複製する前のブロックと同じ場所に表示されてしまい、どちらかが見えなくなってしまうので、表示する場所をずらします。

ずらしたいButtonスプライトの位置を定義している箇所を直せば、場所を変更できます。

↑こちらは高さ方向(y座標)の位置を変更する時に変える場所です。

2.二回当てないと消えないブロック

先ほどと同じように、Button3を複製して新たなブロックを作ります。

コスチュームを追加して

コスチューム1:最初の状態

コスチューム2:一回当たった状態

の見た目を作ります。

そして、ブロックを消している条件のところに「もし・でなければ」を追加し、

・コスチューム番号が1なら:次のコスチュームにする

・でなければ(つまりコスチューム番号が2なら):このクローンを削除する

を追加します。

これで2回当てないと消せないブロックを追加できます。

透過ブロックと同じように、このブロックを配置する座標も普通のブロックとずらせば完成です。

Scratchでブロック崩しゲームを作る方法①|受け皿・ボール・ブロックの基本操作を解説
Scratchで作ったブロック崩しゲームの完成イメージ

今回は、Scratch(スクラッチ)で上の画像のようなブロック崩しゲームを作る方法を紹介します。プログラミング初心者の方でも、順を追って進めれば完成できる内容です。

こちらの書籍を参考にしております。

スクラッチプログラミング事例大全集 (https://amzn.to/4vImRlI

使用するスプライトは、「Paddle(受け皿)」「Ball(ボール)」「Button3(ブロック)」の3つです。まずはこの3つのスプライトを用意するところから始めましょう。

Paddle、Ball、Button3の3つのスプライト

1.受け皿(Paddle)の操作部分の作成

最初に、受け皿をキー操作で動かす部分を作ります。「Paddle」のスプライトを選択し、以下のコードを作成してください。

Scratchの受け皿(Paddle)操作コード

こうすることで、左右キーを押すと受け皿が動くようになります。また、ボールと接触したときには「メッセージ1」を送るようにしておきます。これは、後ほどボール側の処理と連動させるために必要な設定です。

2. ボールの制御

次に、ボールを動かす処理を作っていきます。まずは効果音を用意しましょう。

「音」タブの画面左下にある「+」マークを押して、好きな音を追加してください。

Scratchの音タブで効果音を追加する画面

音は、以下の3つの場面に合わせて選ぶのがおすすめです。

 ① ボールが受け皿に当たって跳ね返るとき

 ② ボールがブロックに当たってブロックが壊れるとき

 ③ ボールが落ちてゲームオーバーになったとき

今回はそれぞれ、①「Wobble」、②「Suction Cup」、③「Alien Creak2」を選びました。音の種類によってゲームの雰囲気が変わるので、好みに合わせて選んでみてください。

続いて、「Ball」のスプライトに以下のコードを作成します。

まず、ボールの落下とゲームオーバーの処理です。

ボールが落下してゲームオーバーになる処理のコード

続いて、ボールが受け皿に当たったときの処理を作ります。

ボールが受け皿に当たって跳ね返る処理のコード

最後に、ボールとブロックが接触したときの処理です。この処理を作る前に、イベントの「新しいメッセージ」から「ブロック接触」というメッセージをあらかじめ追加しておく必要があります。

ボールとブロックが接触したときの処理のコード

3. ブロックの処理

最後に、「Button3」のスプライトにブロックの処理を追加します。

まず、ブロックの配置処理です。

Scratchでブロックを配置する処理のコード

次に、ブロックの接触(消去)処理を追加します。

ブロックが消去される処理のコード

以上で、以下のようなブロック崩しゲームが完成します。

完成したScratchのブロック崩しゲーム画面

まとめ

今回は、Scratchでブロック崩しゲームを作る基本的な方法を紹介しました。受け皿の操作、ボールの跳ね返り、ブロックの配置・消去という3つの要素を組み合わせることで、シンプルながら遊べるゲームが完成します。

次回の記事では、通過するブロックや2回当てないと壊れないブロックなど、さらに応用的なギミックの作り方を紹介します。あわせてご覧ください。

⇒ Scratchでブロック崩しゲームを作る②(応用編)

ぜひ改良を加えて、自分だけのオリジナルステージを作ってみてください。